息子が豚さんになりはりました
息子がめっちゃ関西弁で話してくる。
確かに生まれも約4年間の人生もずっと関西だけど。
九州×九州のサラブレッドのくせに
「きょう、ちぇんちぇー(先生)が○○しはって~」
とか言ってくる。
しはって
なんて
現地人しか使ってはいけない言葉ですけど。
そうなんだね、君の故郷はもう関西なんだな。
関西関西言ってるけど、いったいどこなのかというと京都です。
自分たちと自分の子供たちの出身地が違うことになるとは思ってもみなかったな。
息子、3歳。
この間、一緒に作った混ざるだけのプリンの余ったカラメルを
やめろって言ってんのに延々なめてた。
ベロンベロン。誰の子や。
ちょっと最近そういうの多いので一芝居うって
息子が豚さんになってしまったことにしました。
わたし:み、み、みっくん、、(息子)!!!
ずっと甘いのぺろぺろしてるからみっくん豚さんになっちゃってるっぅぅぅぅうううううう!!!!!!(恐怖の叫び
最初はそんなわけないやないかーいといいながら鏡をみにいっていた息子だったけど
わたしの余りの女優っぷりに
『本当に豚さんになっちゃったから、自分が豚になったことすらわからなくなってしまっている』
というあれになった。
ちょっとかわいそうだったけど、笑いが止まらない。
爆笑を我慢しながら話をしていたら涙が出ていたらしく
より一層信憑性が深まったみっくん豚さんになっちゃった説。
最終的にわたしの気功的なやつで人間に戻してやりました。
はっ!!!!!はぁああああああああああ、、、はっっ!!!!!!!
とかいって。
彼には結構このことがこたえたらしくて
あれ以来、お皿ぺろぺろも控えめです。
わたし、しょっちゅうこんなことしてるわけではないですよ。
なんなら、子どもにトラウマを与えないように気をつかってるタイプのマザーです(どの口が言ってるんだよとか思ったか?)
だって、鬼くるよも言わないし。
おばけがでるよとも言わないもん。
だからこそ、豚さんになっちゃったは効果テキメンだったんですねーーーーーーー。
汚れちまったわ。
汚れちまった悲しみにだわまじで。
こんな大人になりたくなかったんですよ。
大人って子供に対して、かわしさ余ってめっちゃ嘘つくじゃないですか。
わたし小学生のとき父親が魔法使いだと思ったんですよ。
信号を思いのままに操れる魔法使い。
車で信号待ちをしていて
お父さんが3,2,1パチンと指をならせば信号が青に変わって。
「実はお父さん、魔法使いなんだ」
ってカミングアウトされてしまってもう、、、、つぶれそうでした。
なんちゅうところに生まれちまったんだろう
ってな。
信号を思いのままにかえることしかできない魔法使いってどうなのってことなんて子供にとってはもうどうでもいいんですよ
わたし素直な子どもだったので、割と数年抱えました。
数年後、魔法使いではないことはわかったけど
信号が父が言う度にかわったのは事実なので、
なんでや、、、と思い続けて
実際からくりがわかったのは
自分が運転するようになってからですけどね。
このように、下手すると大人になるまで引きずるんですわ。
だから、これ読んでくれてる大人に言っておきますね。
そういうのやめた方がいいです。
うちの豚息子にはそのうち謝罪することにします。